Apple社の2018年第3四半期の収支によれば、同社の利益は533億ドルでした。これは莫大な収益であり、今までで最大の第3四半期の財務状況であることも表しています。しかし、ZDNetの報道によると売上の大部分はMacではなく、Macの販売台数は7年間低迷しているようです。

Macの売上高は、前年同期と比較して13%下げた372万台に下落しました。なぜMacの売上高がこの四半期に悪化したのかは不明ですが、Touchbarを搭載したMacBook Proの高い価格設定やハードの更新不足が原因と考えられます。

手頃な価格の選択肢であるMacBook Airでも、ラインアップは1年以上更新されておらず、最新の情報でも、リフレッシュ版が今年の後半に出るかもしれないという程度です。MacBook Proのキーボードにも問題があり、同社に対して訴訟が起きています。これによって、見込み客が将来MacBook Proの購入をやめてしまう可能性もあります。

デスクトップでは、Apple社はiMac Proを打ち出しましたが、その価格は、プロでない平均的なユーザーには手の届かないものでした。iMacも1年以上更新されていないため、次のリフレッシュ版を辛抱強く待っているユーザーもいます。

そうは言っても、MacBook Proのラインアップが更新され、iMacとMacBook Airの更新も今年後半に控えているという噂があるので、Apple社の次の四半期はMacの売上に期待できるかもしれません。

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