今年初め、Google社が独自のゲームストリーミングサービスを開始してゲーム業界への参入を検討していると報告されました。同社は、この目的を達成するのに役立つハードウェア製品に取り組んでいるとも考えられています。新しい報告によると、Google社はプラットフォームのコンテンツを作成するゲーム開発スタジオの買収を考えている可能性があるとのことです。
Google社のゲームストリーミングプロジェクトは「Yeti」というコードネームで知られており、大きなファイルや特別なコンソールをダウンロードしなくてもゲームをプレイできるストリーミングプラットフォームが含まれていると、ゲーム系メディア「Kotaku」は報告しています。 Google社はこれを実現するため、今までに培ったクラウドストレージ市場における専門知識を活用することでしょう。ある情報元は、このアイデアを「Google Chromeのタブ内でWitcher 3をプレイする」と説明しています。
また、YouTubeがこのプラットフォームに統合されるという噂が出たことにも納得がいきます。
YouTubeは、ゲームのレビューや攻略法を希望するユーザーにとって最初に思い当たるツールであり、多くのゲーム実況配信者もプラットフォームとしてYouTubeを選択しました。
「自分がゲームをしていて、トリッキーなボスに遭遇した時、その解決法を知らないとします。今までならパソコンやスマートフォンで攻略ガイドを確認していましたね。Yetiなら、プレイ中にボタンを押し、画面上のオーバーレイをアクティブにすることで、あなたがプレイしているゲームの攻略法をYouTubeを使ってすぐに知ることができます」とその報告はつけ加えます。
Google社は、3月の「Game Developers Conference」と6月の「E3 2018」のコンベンションにおいて、いくつかの大手ビデオゲーム開発会社を訪ね、ストリーミングプラットフォームに興味があるかどうかを調べているそうです。
また、同社はゲーム開発スタジオを買収して、そのプラットフォーム用のコンテンツを作成することも考えているといいます。
Google社は最近、EA、Sonyなどの似たような会社から、優れたゲーム開発者やマーケティング担当者をヘッドハンティングしたとも伝えられています。
編集部が日本向けに翻訳編集したものです
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