Microsoftは、Surfaceシリーズがかなりの成功を収めている状況ですが、一方でこれまでのSurfaceが「お手頃価格」とは言い難い状況でした。なにせ、一番安い「Surface Laptop」でも、10万7784円からという値付けですから

Surfaceは高機能なWindowsを搭載していますが、一方で「タブレットカテゴリー」として見た時に競争相手となるのは、AppleのiPadシリーズです。特に、3月に発表された低価格なiPadは脅威となるはずですが、Microsoftはこれに対抗するために低価格ラインナップを拡充するかもしれません。

Bloombergによれば、”良心的な価格”になる新しいSurfaceシリーズは、単にSurface Proタブレットより安くて小さい製品、というわけではなさそうです。Microsoft社はイチからこの低価格Surfaceを開発しており、約10インチのディスプレイ、しかもProシリーズが採用する細長いディスプレイではなく、タブレットの王道であるノートのようなデザインになるようです。

丸みを帯びた角に加え、Surface Proより20%軽く、充電はスマートフォンと共通化できるUSB Type-Cポートとユーザーフレンドリーな仕様。Windows 10やIntelのCPU、LTEのオプションモデルも用意して、価格はおよそ400ドルになるようです。

Proシリーズと同様にキックスタンドが付け加えられる予定ですが、キーボードやタッチペンは付属しません。低価格な製品に合う、安価なマウスやキーボード、カバーを開発しているようですが、いつ発売されるかは現時点で不明。とはいえ、日本でもSurfaceは人気なだけに、登場が楽しみですよね。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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