Xiaomiが新たに発表した「Redmi Watch 6」は、2.07インチの大型AMOLEDディスプレイと最大24日駆動のロングバッテリー、そして独自OS「HyperOS 3」によるデバイス連携を武器に、コストパフォーマンスの高いスマートウォッチ市場に新風を吹き込む。価格は約84ドル(599元)と手頃ながら、上位機種並みの完成度を誇る。

Xiaomiは中国で新型スマートウォッチ「Redmi Watch 6」を発表した。2.07インチのAMOLEDディスプレイ(432×514ピクセル)は最大2000ニトの高輝度と60Hzリフレッシュレートに対応し、2mmという極薄ベゼルにより82%という高い画面占有率を実現。さらに2.5Dカーブガラスを採用し、常時表示(AOD)にも対応している。

本体は高強度アルミ合金製で、ステンレス製クラウンとサイドボタンを備える。サイズは46.45×40.03×9.94mm、重量はストラップなしで31gと軽量。バンドはシリコンまたはヴィーガンレザーのクイックリリース式を採用する。
OSには最新の「HyperOS 3」を搭載。スマートフォンやスマート家電、車とのシームレスな連携が可能で、Xiaomi独自の音声アシスタント「Xiao Ai」にも対応。さらにAndroidユーザーはWeChatのメッセージ返信も手首から行える。
550mAhバッテリーにより、通常使用で12日、AODオンで7日、バッテリーセーブモードでは最長24日の駆動が可能。磁気充電に対応し、20種類以上の振動パターンを持つリニアモーターを内蔵する。
測位システムはGPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDouをサポートするデュアルL1 GNSS方式。健康管理機能として、24時間心拍測定、SpO₂、睡眠・ストレス・女性の健康モニタリングを備え、5ATM防水で水泳にも対応する。

スポーツ面では150以上のトレーニングモードを搭載し、ウォーキングやランニング、サイクリングなどを自動認識。Bluetooth 5.4、NFC、音楽再生、音声録音、コンパス、天気情報、カレンダー同期、リモートカメラ操作など、日常生活を支える多彩な機能も搭載されている。
カラーバリエーションはミスティブルー、エレガントブラック、ムーンライトシルバーの3色展開。現時点で中国以外での発売時期や価格は未発表だが、性能と価格のバランスから、グローバル市場でも注目を集めそうだ。
 
		





















