DJIはCES 2025で新たなフラッグシップ企業向けドローン「Matrice 4シリーズ」を発表しました。このシリーズには「Matrice 4T」と「Matrice 4E」が含まれ、AIによるスマート検知機能やレーザー距離計を搭載し、リアルタイムでの精密な測定が可能です。これにより、捜索救助や公共安全、インフラ検査など多様な用途に対応します。
Matrice 4Tの主な特徴:
70mmの中望遠レンズと168mmの望遠レンズを備え、10~250メートルの距離から詳細な検査が可能。
1280×1024ピクセルの高解像度赤外線サーマルカメラを搭載し、夜間の作業を支援。
広角レンズ、IRカットフィルター、近赤外線補助光を備え、視覚情報を強化。
Matrice 4Eの主な特徴:
測量やマッピング向けに設計され、24mmの広角レンズとメカニカルシャッターを搭載し、高速で精密な空中撮影が可能。
スマート3Dキャプチャ機能により、リモートコントローラー上で直接モデルやマッピングルートを生成し、作業効率を向上。
高度な機能:
ナイトモードや低照度強化により、厳しい条件下での性能を向上。
インテリジェントな障害物回避と経路計画により、複雑な操作時の安全性を強化。
電子デヘイズ機能により、悪天候時でも画像の鮮明さを維持。
アクセサリーと安全性:
DJI AL1スポットライトやAS1スピーカーにより、視認性とコミュニケーションを向上。
D-RTK 3ステーションがセンチメートル単位の高精度な位置決めをサポート。
AES-256暗号化やローカルデータモードにより、データプライバシーを強化し、安全な運用を実現。
「DJI Care Enterprise Plus」や延長保証サービスにより、偶発的な損傷や技術サポートに対する包括的なカバレッジを提供します。Matrice 4シリーズは、DJIの公式エンタープライズ販売代理店を通じて購入可能で、プロフェッショナル向けの最新の空中ソリューションを提供します。