皆さんこんにちは。河上 純二 a.k.a JJです。
今回もUbergizmo JapanはIVS2024 Kyotoに参加。
日本のスタートアップの盛り上がりや、今後の展望について今回もレポートします!
今回のIVS Kyoto 2024のテーマは「Cross the Boundaries」。ともに夢を持って乗り越えて行こうという意味が込められています。
オープニング・セッション「日本のリーダー達が語る産業創出の壁と未来〜Cross the Boundaries」
これからの時代に求められる「Cross the Boundaries」とはなにか?
各界のリーダーたちが、産学公金、国と地方、大企業とスタートアップといった立場・分野・規模などの違いを越えた連携事例を紐解き、その必要性や重要性とともに次世代の担い手が次に踏み出す一歩を示します。
京都府知事 西脇 隆俊
京都の問題意識としては1兆円売上を超える世界的企業を作りたい、産業を創出したいと考えてます。
京都は産学公の距離感が非常に近いのもあり、産学公の連携にいま力を入れてます。
そして、世界的な投資家を呼び込み、多くの研究者と経営者を近づけていきます。
社会生活環境の整備も大事な事です。海外の人が移住するには京都はまだまだ壁が高いです。
外国人人材の就労問題、企業側の意識、そういった社会的障壁も無くすことが、大事な要素だとも考えています。
インテグラルパートナー 佐山 展生
京都は優秀な人材が集まる場所にしたい。私は税制上の問題も大きいと考えています。
京都を税制上の特区にすることで、優秀な人材が海外に流出するのを食い止める事ができると思います。
こういった規制を行政が力を入れて実施することに非常に期待をしています。
りそな銀行 代表取締役 岩永 省一
経営力があって資金力がある企業をスタートアップとつなげることに力を入れてます。
銀行の使命は、資金があるところから、資金を必要としているところに流していき、成長を促すことです。
高度経済成長期には製造業を中心としてエコシステムができてましたが、これからはそうではなく、若い人材、スタートアップに対してエコシステムを作っていくことが急務と考えています。
衆議院議員 小林 史明
いま私は、規制改革を力を入れています。
例えば、人に依存している規制を変えることで、センサーやテクノロジーが入り込む余地がうまれスタートアップが活躍できます。
年間で1万ほどある規制を取っ払うのが目標です。
私達のKPIはとてもシンプルです。
2040年に人口は2割減ります。
10人でやってる社会を8人で回す必要がります。省人化、ロボティクスがとてもここに寄与します。
日本はこのテーマに対してのテクノロジーやソリューションを非常にウエルカムです。
日本は人口は減少しても、一人ひとりは豊かになるという社会を作ることを目指してます。