Motorolaは遂に、待望のハイエンドスマートフォンであるThinkPhoneを米国で発売しました。このデバイスは、特に法人セグメントをターゲットにしています。Motorola初となるThinkPadブランドのスマートフォンは、CES 2023で初めて発表されました(詳細はイベント特集記事をご覧下さい)。このデバイスは、LenovoのThinkPadノートブックのラインナップを補完するように設計されています。
ThinkPhoneの最もワクワクする機能の1つは、ThinkPadラップトップのコンパニオンデバイスとして使えるという機能です。この連携機能により、1つのデバイスから別のデバイスへのシームレスな操作が可能になり、例えば、ビデオ会議に参加しているユーザーは面倒な操作無しにThinkPhoneからThinkPadへデバイスを切り替えることが出来ます。さらに、ユーザーはThinkPadでネイティブにAndroidアプリを実行可能で、ThinkPhoneとThinkPad間でファイルをドラッグアンドドロップ出来ます。
最新のハードウェアを搭載しているわけではありませんが、それでもThinkPhoneはQualcommのSnapdragon 8+ Gen 1、8GB RAM、256GB UFS 3.1ストレージを備えた十分に強力な仕様となっています。ThinkPhoneのディスプレイは6.55インチで、FHD+解像度のpOLEDパネルが採用されています。ThinkPhoneのカメラ構成には、PDAF(位相差検出オートフォーカス)とOIS(光学式手ブレ補正)を備えた50MPのプライマリカメラ、13MPの超広角カメラ、及びオートフォーカス付きの32MPセルフィーカメラが含まれています。
ThinkPhone は、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、および GPS とともに、5G、LTE、3G、および 2G ネットワークもサポートします。 また、デュアルSIMスロットを備え、MIL-STD-810Hに準拠しています。
Motorola ThinkPhoneの特徴まとめ
- Lenovo ThinkPadノートブックのコンパニオンデバイス
- スマートフォンからノートブックへのシームレスな移行
- ThinkPhoneとThinkPadの間でファイルをドラッグアンドドロップ可能
- ThinkPadでAndroidアプリをネイティブ実行
- スマートフォンとノートブックの通知連携
- Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 チップセット
- 8GB RAM/ 256GB UFS 3.1ストレージ
- FHD+解像度の6.55インチ pOLEDディスプレイ
- HDR10+対応、リフレッシュレート最大144Hz、輝度1200ニト
- PDAF/OIS対応の50MPプライマリカメラと13MPウルトラワイドカメラ
- オートフォーカス付き32MP前面カメラ
- MIL-STD-810H準拠
- 5G、LTE、3G、および 2G ネットワークのサポート
- Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPS
- デュアルSIMスロット
- 68W充電器同梱
価格と販売地域
Motorola ThinkPhoneの価格は690ドルで、ThinkPadノートブックのコンパニオンデバイスとしても機能するハイエンドスマートフォンを探している法人ユーザーにとって、手頃な価格で魅力的な選択肢となっています。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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