カメラとイメージング技術の世界で非常に有名なInsta360は最近、最新の製品「Insta360 Flow」でスマートフォン用ジンバルの市場に参入しました。ジンバルは、スマートフォンでプロ品質のビデオ映像を撮影するプロセスを簡素化することを目的としています。

スマートフォンジンバルのカテゴリで、「DJI Osmo Mobile 6」シリーズの直接のライバルとして登場したFlowは、内蔵の三脚と215mmのセルフィースティックの利点を追加することでDJIの機能に匹敵しているという点ではまともな戦いを繰り広げています。また、Osmo Mobile 6には無いマイク用のコールドシューマウントも備えています。さらに、Insta360のFlowはより大きな2,900mAhのバッテリーも内蔵しており、最大12時間も使用することが出来ます(対するDJIのOsmo Mobile 6は6時間24分)。

最もワクワクする機能の1つは、80以上のシナリオサンプルに基づいて、特定のシーンを撮影するための理想的な設定を推奨してくれる「Shot Genie」です。Insta360のソフトウェアは、いくつかの異なるシナリオを撮影する方法のヒントを提供し、FlashCutを使用して結果を支援します。このアプリには、ドリーズームやタイムラプス、パノラマ等の様々な撮影モードが含まれており、ジンバルはハンズフリージェスチャーコントロールや、ビデオ通話や動画配信中に自分をフレームに収めるための「ライブモード」もサポートしています。

Insta360 Flowはサミットホワイトとストーングレイの2色展開で、価格は20,900円(159.99ドル)となります。米国、ヨーロッパ、日本で既に購入可能となっており、スマートフォンで瞬間を撮影する全く新しい方法を提供します。素晴らしい特徴や機能を備えていますが、ジンバルが実際にどれだけ上手く機能するのか、またはその追跡技術がどれほど正確で信頼性の高いものなのかを判断するには、完全なレビューが市場に出回るのを待つ必要がありそうです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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