先日ミュンヘンで、第12世代のスマートフォン”Tシリーズ”やその他のIoT製品と共に、Xiaomiは美しい1.64インチのAMOLEDディスプレイを搭載した新型「Smart Band 7 Pro」を発表しました。Xiaomiによると、常時オン対応の280×486 px/326 ppiのディスプレイは、Smart Band 6よりも84%大型化しているそうです。

このデバイスは今夏に中国でリリースされ、今回世界的に発売されました。フォームファクターと大型化した画面サイズに加えて、内蔵GPS(GNSS)が追加された点が、兄弟機である「Smart Band 7」との主な違いの1つです。

Xiaomi Smart Band 7 Proのスタイリッシュで光沢感の強いフレームが、強化ガラスと指紋防止コーティングで覆われた美しい長方形のディスプレイを包み込んでいます。

画面のピーク輝度は500ニトで、自動輝度調整機能を備えています。設定から、常時オンのオプションをオンにすることも出来ますが、バッテリー持ちに影響を与える可能性があります。デバイスを装着している状態で、手首を回すか、画面を軽く1回タップすることでディスプレイが起動します。オシャレ好きの人は、Xiaomiが服装とマッチするよう設計した150以上のウォッチフェイスでカスタマイズすることが可能です。

Smart Band 7 Proは、110以上のスポーツモード、様々なレベルで計画された10個のプリセットランニングコース、アクティビティトラッキング、心拍数モニタリング、血中酸素レベル(SpO2)測定、および睡眠トラッキング等、ヘルスケアやフィットネスの機能を備えています。

他のスマートウォッチやフィットネスバンドと同様に、メッセージアプリ、電話、カレンダーのリマインダー等から全ての標準的な通知を受け取ることが出来ます。Smart Band 7 Proは、ハンズフリーインターフェイスにAmazon Alexa Voice AIを採用しており、カメラやXiaomiの新しいお掃除ロボット「X10+」のリモコンとして使用することも可能です(全てのスマートフォンのモデルと互換性があるわけではありませんので、ご注意下さい)。

5ATM規格のおかげで、このデバイスは水泳をしたりシャワーを浴びるのに耐えうる防水性能となっています。Xiaomiによると、通常の使用なら最大12日間もバッテリーが持続するとのことです。

高品質の大型ディスプレイにより、同デバイスはフィットネストラッカーというよりもスマートウォッチのように見えます。実際、99ユーロという価格により、Smart Band 7 Proは標準的なフィットネス機能を手頃な価格で満載したスマートウォッチとなります。

本体カラーはブラックとアイボリーの2色展開ですが、Xiaomiはストラップにアイボリー、オリーブ、オレンジ、ブルー、ブラック、ピンクの6色をオプションとして用意しています。また、パイングリーンとムーングレーの2つはスペシャルエディションとして発売されます。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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