Samsungは、PCIe 4.0対応の新型SSD「990 PRO」を発表しました。PCIe 5.0が間近に迫っているため、同社のこの選択には驚く人もいるかもしれませんが、多くの場合これらのインターフェースは、実際の状況ではストレージデバイスのボトルネックにはなりません。
この新型SSDはIOPS約150万で、読込速度が最大7450MB/秒、書込速度が最大6900MB/秒に到達する、と同社は説明しています。これは、優れた製品である980 PROと比較しても、速度が約50%向上しています。これを確認するためには個々のレビューを待つ必要がありますが、実力は間違いなさそうです。
電力効率も50%向上していると言われており、放熱と消費電力に大きな影響を与える可能性があります。ヘビーユーザー向けには、より強力なヒートシンクを備えたバージョンも用意されています。
Samsungは、このSSDをゲーマーやクリエイティブユーザーに向けて宣伝しており、それはこの製品にとって完璧な使用例を示しているので、理に適っています。また、最高のパフォーマンスを得るためなら、そういったユーザーは多額の予算をかけます。
Samsung 990 PROは、1TB、2TB、4TBの容量が用意されており、全てのモデルが1TBあたり1GBのDRAMキャッシュ(LPDDR4)を備えているので、最大で4GB(4TBモデル)となります。データの暗号化にも対応しており、5年間の製品保証が付きます。
おそらく、最大の特徴はその価格にあります。特に、1TBモデルで179ドルというのは魅力的です。2TBモデルは309ドルとなっていますが、4TBモデルについては価格・発売日ともに明らかになっていません。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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