AppleのMacBook Proは、長年にわたって高性能なラップトップであることを証明してきましたが、そのコンパクト性を考えると使用可能なハードウェアの選択肢は限られてしまいます。また、過熱問題が起きれば安いデスクトップコンピューターの方が高い性能を発揮する場合もあります。

ただ、9to5Macによると、MacBookの性能を最大限に発揮出来る”ハイパワーモード”に関する記述がmacOS Montereyの最新ベータ内で発見されたことがわかりました。この機能は、もともと”プロモード”という名前で2020年1月に見つかりましたが、現在までに実現されてはいません。今回の”ハイパワーモード”も名称は異なっていますが、同じようなものに聞こえます。

現時点で、AppleのMacBookシリーズには、バッテリー残量が少なくなった際にバッテリー消費を節約しようとする”低電力モード”が導入されていますが、”ハイパワーモード”はユーザーがバッテリーを気にせずに性能を限界まで引き出すことが出来るような機能であることが示唆されています。ある意味、ユーザーが必要に応じてコンピューターをオーバークロックするようなものです。

もしこの機能が実現されるとしても、特に昨年発見された”プロモード”がまだ正式に発表されていないことを考えると、Appleがそれを実装するのがいつになのかは不明です。いずれにせよ、Appleが新型MacBook Proを発表すると噂されているので、早ければ今月中に詳しいことがわかるかもしれません。この”ハイパワーモード”は、さらに高いパフォーマンスを必要とするようなプロフェッショナルにアピールするための特別な機能になるかもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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