多くの人が、オンラインリテーラーとしてAmazonをご存知だと思いますが、電子書籍や電子書籍リーダー、スマート家電等、多様な製品を同社は提供してきました。そして今回、家庭用ロボット「Astro」が発表されたように、Amazonの次なる挑戦はロボットになりそうです。

他社が、産業用途や軍事用途のロボットにより注力しているのに対して、Astroは一般消費者の日常に向けて設計されたロボットになります。この電動ロボットは、2輪のタイヤで移動し、威圧感を減らして親しみやすいようにディスプレイには顔が表示されます。

これは本質的に、AIやクラウドサービス、スマートホームや見守り機能といった、Amazonが取り組んできたテクノロジーの集大成と言えます。Astroの機能には、家の間取り図の作成、自宅内での物品輸送、音楽の再生、質問の受け答え等が含まれており、内蔵ディスプレイを使ってビデオ通話することも可能です。

さらに、伸縮可能なペリスコープカメラを上部に内蔵しており、ストーブを消したかどうか等を確認することが出来ます。これはかなり面白そうなガジェットで、その価格は1449.99ドルと発表されています。Day 1 Editionsは早期購入者向けなので999ドルと割引されていますが、ユーザーは基本的にベータテスターとしてAmazonへ製品に関するフィードバックを提供することになります。興味のある方は、詳細を確認してみてはいかがでしょうか。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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