昨年AppleがiPhone 12シリーズを発表した際、ProモデルにLiDARスキャナが導入されました。その技術は今年、最終的に全モデルのiPhoneに採用されると予想されていましたが、TwitterアカウントのDylandktからの報告によると、LiDARは引き続き”Pro”モデル限定の機能となりそうです。

そのツイートでは、どうやら今年Appleが同技術をiPhone 13の全モデルに採用する予定だったが、詳細に触れること無く、Appleが考えを変えたと伝えています。それが部品不足によるものか、または高過ぎる製品コストによって利益率が下がった可能性がありますが、いずれにしても、今年その技術がProモデル以外に導入されることは無いかもしれません。

では、これが顧客にどんな影響を与えることになるのでしょうか?現状では、AppleはLiDARを用いることで、拡張現実の体験を更に強化する手助けとしています。また、ナイトモードでのポートレートモードや他のカメラ補正にも役立ち、被写体の身長を測ることも出来るようになります。これは、Proという名称が付かないモデルが劣悪なカメラを備えているというわけではなく、LiDARがその機能を強化してくれるということです。

その機能を重視していなければ、搭載されないことはそれほど大きな問題ではないかもしれませんが、それがあなたにとって重要な場合、より高価なiPhone 13 Proを購入する必要があるかもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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