薄くて軽いラップトップを考えた時、その最終的なゴールが携帯性であることは明らかです。より高性能なラップトップを探しているなら、パフォーマンスを高めるのに必要なハードウェアを備えたもう少し大きなモデルを選択するしかなかったかもしれませんが、もうその必要は無さそうです。これは、Intelの最新の第11世代プロセッサのおかげです。
Computex 2021で、Intelは最上級モデルの「Core i7-1195G7」や「Core i5-1155G7」を含む新しいUシリーズのプロセッサを披露しました。前者のベースクロックは2.9GHzとなっていますが、Intelの”Turbo Boost Max 3.0”技術を使うことで、ユーザーはシングルコア動作時の最大クロックをなんと5.0GHzまで上げることが可能になります。
これは本質的に、薄型軽量というカテゴリのラップトップが初めて5.0GHz台に達するということで、理論的には、性能をさらにブーストさせる必要があるヘビーユーザーにとってあらゆる可能性が開放されるということになります。Core i5-1155G7でもベースクロックは2.5GHzなのでそれほど悪くはありませんが、最大4.5GHzまでブースト可能というのは十分素晴らしい性能です。
この新プロセッサは今秋にリリースされる予定となっているので、どんな新しいラップトップが期待できるか興味深いところです。したがって、もし買い替えを検討しているなら、今年後半まで待った方が良いかもしれません。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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