つい最近、AppleはiOS 14.5のアップデートをリリースしました。このアップデートで、Appleは「アプリのトラッキングの透明性」を導入し、これによって基本的にユーザーがアプリからの追跡を許可するかどうかを選択出来るようになりました。その機能は実際には2020年に発表されており、Facebook等の一部の企業はそれを不利益に感じていました。

もちろん、一部のユーザーがこの機能をオンのままにしておく可能性は常にありましたが、そうはならなかったようです。調査ファームFlurryからの最新情報によると、彼らが収集したデータに基づけば、iOS 14.5にアップデートしたiOSユーザーの何と96%がトラッキングを拒否しているようです。

ほとんどの人が追跡されたくないと思いますが、これだけ数が多いというのは実に驚きです。当然、これはiOSユーザー全体を基にしたものではなく、iOS 14.5にアップデートしたユーザーのみが対象です。つまり、まだアップデートを行っていない、もしくは選択の余地無くトラッキングされたままのデバイスを持っているiOSユーザーが数多くいるということです。

これは公式の数字ではないので、今のところは話半分で聞くのが良いと思います。しかし、もしそれが正確だとすれば、パーソナライズド広告の提供に頼っているFacebookや他の企業にとっては、本当に心配になるデータかもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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