もし噂が本当なら、どうやらAppleは複数のウェアラブルヘッドセットを開発中のようで、今わかっているのは、その内の一つは複合現実デバイス、もう一つは拡張現実デバイスということです。しかし、後者が遅れている可能性がありそうです。
これは、DigiTimesからの最近の報告によるもので、Appleの拡張現実用ウェアラブルを指す「Apple Glasses」と呼ばれるデバイスのプロトタイプテストにおいて、同社が遅れをとっていると伝えられています。その報告では、Appleは今年の第1四半期に同デバイスのテストを開始することになっていましたが、どうやらまだ実施されていないようです。
デバイスには様々な試行錯誤や改良を行う必要がある可能性を考えると、その遅れは発売の延期を意味します。同社は、早ければ2022年の第1四半期にも量産に取り掛かると考えられていましたが、現在その可能性は非常に低いと思われます。
正しく言えば、私達の知る限り、Appleはそういったデバイスの存在をこれまで認めたことはないので、それは存在すらしないのかもしれません。加えて、Appleはそのようなデバイスがいつ発売される可能性があるかについても一切仄めかしていないので、この「遅延」と呼ばれるものが本当に遅延なのかどうかもわかりません。いずれにせよ、噂ではそれを実際に目にするまでしばらく時間がかかることが示唆されているので、今はただ待つしかなさそうです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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