何年もの間、GoogleはPixelスマートフォンに搭載されるチップセットの供給をQualcommに頼ってきましたが、今年それが変わるかもしれません。今年後半に登場することが予想されている同社の次期Pixel 6に関して、Pixelスマートフォンにコードネーム「Whitechapel」という独自のカスタムチップセットが初めて搭載されることになるかもしれません。

Whitechapelについて、あちこちで出ているいくつかのヒントを除くと、わかっていることはあまりありません。その内の一つでは、Samsungが提携しているか、もしくは少なくとも開発に関わっていることが示唆されています。これは、Samsungが既に独自で製作し、その経験を持っているExynosチップセットに基づいており、想像の範囲を超えるものではありません。

9to5Googleが指摘したように、GoogleのCEOであるSundar Pichai氏は同社がハードウェアに”さらなる投資”を行ったと昨年秋に述べていることから、独自のチップセットが存在する可能性はあります。特に、AppleがMacコンピューター向けに自社製チップセットを導入した今、Googleがそれを行うとしても驚きではありません。

AndroidとChrome OSは密接に連携していることから、このWhitechapelと呼ばれるチップセットが将来的にChrome OS搭載コンピューターに搭載されるとしても驚くことではありません。Pixelスマートフォンの発表に際して、これまでGoogleはその年の第3四半期を選んできているので、より詳しい情報はそれまで待つ必要がありそうです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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