Xiaomiと言うと、同社のスマートフォンを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、Xiaomiが手掛けているのはスマートフォンだけではありません。ご存知でない方もいるでしょうが、Xiaomiは電動ドライバーからスマート照明、ロボット掃除機や電動スクーターまで、あらゆるカテゴリの製品に手を広げています。
Reutersからの報告によれば、どうやらXiaomiが電気自動車業界に参入することに関心を持っているようだという話を情報源から入手したとのことですが、全くの驚きでないのはそのためです。その報告で、Xiaomiは中国の大手自動車メーカーである長城汽車(Great Wall Motor)と提携すると伝えられています。
この報告が事実だとしても、それほど驚きではありません。電気自動車は確かにXiaomiの専門分野ではありませんが、スマートカーや電気自動車を専門とする自動車市場への新規参入者が増えています。実際、Appleもその業界への参入を検討していると噂されていますが、同社は製造パートナーをまだ見つけられておらず、現在iPhoneやiPad、Macを担当している製造メーカーに目を向けようとしている可能性があります。
Xiaomiが自動車業界に参入した場合にどんなことが起きるのか、さらに重要なのは、その分野で数十年の経験を持つ、より確立された自動車メーカー達とどのように競うのかは興味深いところです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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