ここ数年の間、ASUSはROG Phoneシリーズというゲーミングスマートフォンを押し出してきました。そして今回、「ASUS ROG Phone 5」という形で最新版がやってきました。それは、他のスマートフォンメーカーに匹敵する可能性のある様々なハードウェア機能を備えた、スマートフォンの化け物です。

まず初めに、ありきたりな部分から見ていきましょう。フラッグシップ機種に期待されている通り、当然これにもSnapdragon 888が内蔵されています。また、最大144Hzのリフレッシュレートと300Hzのタッチサンプリングレートを備えた6.78インチ Full HD+ AMOLEDディスプレイを搭載しています。つまり、これは現時点で最も応答性の高いスマートフォンの一つになる可能性があります。また、そのスマートフォンは16GB LPDDR5 RAMと256GB UFS 3.1ストレージを備えています。

これがゲーム用スマートフォンであることを踏まえると、高負荷で使用中のデバイスを冷却する方法をASUSが用意する必要があることは明らかですが、彼らは「GameCool 5」というソリューションでそれに対応しました。熱をより分散させるためにスマートフォンのCPUを中央に配置し、3Dベイパーチャンバーやグラファイトシートも使用されています。

このスマートフォンは超音波トリガーである「AirTrigger」を搭載し、本体背面にはゲーム用コントローラーで見られるL2/R2ボタンを再現するようにデザインされたタッチセンサーも備えています。ROG Phone 5には64MPのメインセンサー、13MPのウルトラワイドセンサー、5MPのマクロセンサーで構成された3眼カメラも搭載されています。最後に、65W HyperCharge急速充電に対応した6,000mAhという大容量なバッテリーを内蔵しています。

ASUS ROG Phone 5の価格は、基本モデルの799ユーロから最上級モデルの1299ユーロとなっており、今から5月までの間に段階的にリリースされます。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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