Razerはゲーム用の周辺機器やコンピューターで知られる会社ですが、同社はその製品ラインナップを拡大しようとしているようです。実際、同社はスマートグラス「Razer Anzu」を発表することで、ウェアラブル分野への参入を決めたようです。
しかし、拡張現実ベースのメガネの可能性にあまり期待し過ぎる前に、少なくとも今はまだ、これはRazerが向かっている道ではありません。どちらかと言えば、Anzuは、基本的にヘッドフォンやマイクが本体に組み込まれているため、それらの必要無く音声通話を行うことが出来るオープンイヤーオーディオ等、いくつかの技術が追加された普通の眼鏡のようなもののようです。
そのスマートグラスは、電力消費を改善するであろうBluetooth 5.1接続に対応し、Razerによれば、眼鏡のマイクとスピーカーを使用した場合、一回の充電で最大5時間のバッテリー寿命が期待出来るようです。ユーザーは、使用していない際に眼鏡を折りたたむことで電源をオフにすることが出来ます。
これらの機能に加えて、この眼鏡はブルーライトを35%カットするレンズを備えるようです。また、着用者の目を99%のUVA/UVB光線から保護出来る交換用の偏光レンズも付属するので、それをサングラスと同じように利用することも出来ます。音楽等のメディアコントロール用に、タッチベースの操作も眼鏡に組み込まれています。Razer Anzuは、同社のウェブサイトから24,880円で購入可能となっています。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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