私達が使うウェアラブルデバイスは、よりスマートで高度なものになっています。最近では、スマートウォッチのようなデバイスを使って心拍数を測れるだけでなく、睡眠を追跡したり、ECGモニターとして利用出来たり、一部では血中酸素レベルを測定することも可能です。これらは全て、私達の健康状態全般を測定するための方法です。

しかし、ウェアラブルデバイスを一日中手首に付けていたくないという場合はどうでしょうか?代わりになるものはあるでしょうか?それがあるんです。今月初めのCES 2021で開催されたShowStoppersのイベントで、「Vmed」と呼ばれるデバイスに遭遇しました。これは基本的に、生体情報を測定することの出来るスマートフォンケースというものです。

測定機能はウェアラブルデバイスにもありますが、今回はスマートフォンケースという形になっているので、有難いと思う人もいるかもしれません。これには、血中酸素レベル、呼吸速度とその変動、血圧、ECG、心拍数とその変動、疲労係数、ストレス指数、そして体温という10個の測定機能が内蔵されています。

最も良い点は、これがスマートウォッチの形状ではないので、自分自身に使うというよりは、世話をしている家族のような周りの人々の健康状態を監視するのにも利用出来るというところです。また、このケースには、次回病院に行く際に医師と共有出来るようにデータを記録する専用アプリも用意されています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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