AppleのiPadには、僅かに性能が高くなるように一部調整されている点を除けば、通常iPhoneで使用されるのと同じAシリーズのチップセットが採用されてます。しかし、AppleがARMベースのMacコンピューターに使用しているMシリーズのチップセットが、将来的にiPadで採用されることで性能が大幅に向上する可能性がありそうです。

これは台湾のEconomic Daily Newsによるもので、MacとiPadのどちらにも搭載されるMシリーズチップセットをAppleが将来的に製造すると予測されています。これらのMシリーズチップセットには3nmプロセスが採用されると考えられており、現在のものよりも更に効率的になります。

そうは言っても、これがタブレットのラインナップにとって何を意味するかを考える必要があります。M1が搭載されている現行のMacBook AirとMacBook Pro、Mac miniでiOSアプリを実行出来ることを考えると、将来的にiPadを使ってテスクトップ向けのソフトウェアを実行することも出来るようになるということなのでしょうか?もしそうなら、それはiPadシリーズにとってとても大きなゲームチェンジャーになる可能性があります。

今のところ、iPadは本質的にiPhoneの大型版だとみなされています。iPad専用の一部アプリを除けば、iPadで出来てiPhoneで出来ないことはそれほど多くありません。デスクトップ向けソフトウェアを実行出来る機能を備えることでそれは変わりますが、この報告はあくまで噂程度に捉えましょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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