オンラインショッピングに関して不安を抱く人がいるとすれば、その原因は安全性の問題でしょう。オンラインに保存されているクレジット/デビットカードの番号や詳細が盗まれる可能性があると心配する人も一部ではいます。様々なデータベースがハッキングされるのを既に見ており、それは十分に正当な懸念事項です。
しかし、1Passwordの人々はその問題に対する答えを見つけられるかもしれないと考えており、Privacy.comとのパートナーシップにより、同社はユーザーが仮想のクレジットカードを作成出来るようになると発表しました。
ユーザーは特定のカードを特定の販売者用に作成しロックすることが出来るようになり、つまりこの仮想カードはその販売者にのみ利用可能でそれ以外の場所では使えないということです。よって、例えカード番号が盗まれたとしても、ハッカーはそれをオンラインで悪用することは出来ません。また、利用限度額を設定する機能もあります。これは、ハッカーが何らかの方法でカードを手に入れても、ハッカーがカードを不正利用するのを防ぐ、別のセキュリティ機能です。
とは言え、Privacy.comはアメリカでのみ利用可能となっているので、この新機能も現在はアメリカ国内でしか利用出来ません。しかし、1Passwordはより多くの地域へサービスを拡大する可能性を示唆しています。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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