すべての言語を学ぶ時と同様、手話を理解するためにはまず学ぶ必要がります。しかし、UCLAのSamueli School of Engineeringの研究者たちは、手話の動きを読み取って英語に翻訳できるウェアラブルなグローブを開発しました。
つまり、グローブを使うことで手話を理解していない人にも 「話す」 ことができるようになります。生命工学のJun Chen助教授によると、「手話を使っている人たちが、他の人に翻訳してもらうことなく、直接コミュニケーションをとる方法になることを期待している」と言います。
Chen氏はまた、「より多くの人々が手話を学ぶのに役立つことを願っています」とも述べています。原理としては、指を動かすたびにセンサーがどのような動きかを検知し、スマートフォン側で英語に翻訳します。60のアメリカ手話をほぼ99%の精度で解釈することができており、プロトタイプとしてはうまく機能しているようです。
この技術自体は新しいものではありませんが、UCLAによると、他のアイデアと比べてかさばらず、使い心地も快適だとしています。また、材料費もわずか50ドルで、大量生産になればさらに安価で製造できます。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文はこちら