ご存知の通り、ついこの間GoogleとAppleの両社が提携し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の曝露通知APIを開発しました。このAPIを使用することで、開発者が接触通知アプリを作成しコロナウイルスの蔓延を防ぐ手助けをすることが可能になります。かねてより両社はお互いライバルとして見られているため、これは実に驚きの発表でした。

とはいえ、WIREDのインタビューの中でGoogle社のCEOであるSundar Pichai氏は、Appleと将来のプロジェクトで再び手を組むことに前向きな様子で、この二社によるコラボレーションは非常に上手くいったようです。Pichai氏は今回限りの協業かと質問された際に、「社会サービスに対して同様に取り組む大企業は世界にとって重要になります。私には様々な機会を検討する責任があり、Tim(Apple社CEO)からも同じ意識を感じました。」と返しています。

前述の通り、最近のAppleとGoogleによるコラボレーションは、ちょっとしたサプライズでした。両社共に、相手のプラットフォームで使用するためにアプリを開発し、それは必然的に行われたように思えます。

Pichai氏は、また次のように話しています。「保険当局のサポートに向けて、両社のチームは別々に、接触追跡に関する技術に取り組み始めました。そして、これを機能させるためにはあらゆる場所でこれを有効にする必要がある、と双方がすぐに気付きました。そこから、AndroidとiOSのエンジニアチーム間で有機的な連携が始まりました。同時に、Timと私も情報を共有し、直接話すことになりました。」

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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