これが意図された機能かどうかはわかりませんが、どうやらOnePlus 8 Proのユーザーがこの機種のカメラに疑似X線機能があることを発見したようです。もしこのスマートフォンをお持ちであれば、カメラ内の「Photochrom」フィルターを使うことで特定の物体の中を見ることが出来ます。

この機能はどんな場合でも有効なわけではありません。先に言っておくと、洋服の中を透視することは出来ません。実際には、カメラの赤外線センサーを利用することで、非常に薄いプラスチック製の物体の中身を透けて見ることが出来るというものです。また、そのプラスチックは少し半透明である必要も指摘されています。

今回見た例では、この機能はApple TVやリモコンのようなデバイスで有効です。The Vergeが説明しているように、これは可視光では不可能な方法で赤外光が物体を通過することが出来るからです。このことから消防士は赤外線カメラを使用しており、他の方法では自身の目では見ることが出来なかった、燃えている建物内での煙も透視する事が可能になっています。

赤外線センサーをカメラに内蔵するのは、なにもOnePlusだけではありません。iPhoneのTrueDepthカメラにも同様の技術が使われており、これがFace IDでの顔認証を可能にしています。OnePlusは”もしかしたら”意図していなかったこの機能について特にコメントを発表していませんが、もしOnePlus 8 Proを持っている方はこの機能を試してみると楽しめるかもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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