Facebookに登録していなければ、個人情報を収集されることが無いと安心していませんか?
特に、ZoomのアプリをiPhone等で利用している方は、もう一度考えてみてください。
なぜなら、ZoomのiOSアプリが、仮にFacebookのアカウントを持っていない場合でもFacebookにデータを送信していることが、マザーボードによって発見されたからです。
マザーボードが突き止めたところでは、ユーザーがいつアプリを起動したか、利用機種、タイムゾーン・地域などの位置情報、使用されているキャリアやネットワーク、そしてターゲット広告に使用される広告IDが、ZoomからFacebookに送られていることがわかっています。
ここで問題なのは、Zoomがこの仕組みを公表していなかった、もしくはもしそうだとして、まったく明確な形で行われていなかったことです。Facebookはマザーボードに、「FacebookのSDKの利用規約には、開発者はユーザーに対してデータがFacebookに送信されることをわかりやすく説明するよう記載されている」と主張しています。
Zoomは、ここ数週間のリモートワーク、自宅学習の増加によって利用者が急激に増えています。今のところ、同社はマザーボードの記事に対してコメントを発表していません。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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