Siriは、天気や交通状況の確認、インターネットでの検索、スマートホームデバイスの制御など多くのことができます。そんなSiriをAppleがアップデート。ユーザーが新型コロナウイルスに感染しているかどうかを判断するのに役立つ一連の質問に回答できるようにしたようです。

Siriに助けを求めるには、「Hey Siri、私は新型コロナウイルスに感染してますか?」と話しかけるだけで、Siriはユーザーに一連の質問を表示し、ユーザーはその質問にイエスかノーで答えることができます。例えば、乾いた咳や息切れがある場合、911(日本での110番、119番に相当)に電話してすぐに助けを求めるようにアドバイスするようです。

もし、症状が命にかかわるものでも深刻なものでもなければ、Siriはユーザーに自宅待機と他人との接触を避け、状況が悪化した場合には医師の助けを求めるようアドバイスします。なお、今回のSiriのアップデートは診察ツールとして機能するものではなく、新型コロナウイルスの検査でもありませんので、専門家の診察を受けることが感染の有無を判断する最善の方法には間違いありません。

現時点では、この機能は米国ユーザーのみを対象としているようで、この機能が世界中に拡大されるかは今のところ不明です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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