「建物オーナーと点検者たちの、コストや業務の最適化を行うための課題解決プラットフォーム」サービス。

創業のきっかけは、東北の震災とのこと。代表の都築啓一社長が、自腹で物資をトラックで持っていったり、何かできないかなと思って、太陽光エネルギーの事業を始めたそう。その中で事業を掘り下げていく中で、消防点検の会社を設立し、今の事業を思いつくに至ったようだ。

今回は、茨城県つくば市在住でリモートワークを行なっている藤野 潤也取締役 CSOにお話を伺った。藤野氏は、前職でも一部のママ、子持ちのお母さんにリモートワークをしてもらっていたそう。「履歴書を見て話してみると、優秀な人が多かった」とのこと。ちなみに今回の藤野取締役のインタビューもリモートで行なった。

現在の会社でも都築社長から「どういう風に管理していたのか」を尋ねられたことをきっかけにリモートワークの推進が進んだようだ。

埼玉県所沢市、愛知県名古屋市、茨城県つくば市在住の社員がおり、リモートワーカーの中には正社員のママさんもいるようだ。

リモートワークをうまく実行するポイントとしては、チャットツールだけでコミュニケーションを取っていると、冷たく感じるので、従業員の言っていることを誤解しやすくなることもあるよう。週1くらいでは1on1、週初めに事業部のMTGをやったり、電話などもうまく組み合わせているとのこと。勤怠のツールでいうと「ジョブカン」を使っているようだ。

スマテン自体だが、消防に関わっている人には、認知度が広がっているようだ。消防点検をする人は、個人の商店、不動産会社などが多いよう。また、システムの優位性からロードサイドに出店を構えている事業会社の利用や提携も順調に進んでいる。

「点検未実施のない世界を創る。」

そのビジョンの実現のために、思いを叶えるべく、まずは社員、働き手、関わる人々の幸せの実現に向けて邁進しているようだ。