富士フイルムのミラーレス一眼カメラ「X-T4」が発表されました。富士フイルムファンが待望していたボディ内手ブレ補正が、X-H1に続いてX-Tシリーズとしては初搭載。そんな最新フラグシップカメラです。
X-T4の見た目はほとんど先代のX-T3と変わりません。大きく変わるのは、ボディ内手ブレ補正が搭載されたこと。なぜこれが大事かというと、これまでの富士フイルムのミラーレス一眼はレンズ側の手ブレ補正のみで制限があったからです。
ボディ内手ブレ補正が可能になると、手ブレ補正を搭載していないレンズでも手ブレ補正が効くようになります。この他、背面モニターの解像度が高くなるなど、他の改善点もあります。モニターは横にフリップでき、セルフィーやvlogの撮影に便利でしょう。
メカニカルシャッターの耐久性も上げ、30万回の撮影に耐えるとのこと。音もT3より静かになりました。連写速度は15fpsで、T3の11fpsからアップ。AFのアルゴリズムを見直し、目や顔のトラッキングがより正確になったとしています。
2610万画素のX-Trans 4 CMOSセンサーや画像処理エンジンはT3と同様です。価格はボディ単体で約20万4500円(税別)。4月に発売としていますが、同社は新型コロナウイルスの影響で遅延する可能性もあるとしています。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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