サムスンの折りたたみスマホ「Galaxy Fold」がローンチされて間もないですが、すでにある程度の成功を収めているようです。サムスンのYoung Sohn社長はTechCrunch Disrupt Berlinカンファレンスで、同社がこれまでに100万台ものGalaxy Foldを販売したことを明らかにしました。

Sohn氏はさらに、サムスンが製品をリリースしてフィードバックを得るプロセスについて説明しています。TechCrunchのMatt Burns氏が、ベータ版の出来だったデバイスを2000ドルで売ることに抵抗がないかと尋ねたところ、Sohn氏はそれを肯定的に捉え、その理由として販売台数を挙げました。

公平を期すために言えば、あらゆる新しいタイプの製品や技術には必ず問題が出てきます。サムスンがこれを一般公開したことは、同社が試作品として研究室内では取り上げられなかったであろういくつかの問題を明らかにしました。ベータ版にこれだけの金額を請求するのは不公平だと言う人もいるかもしれませんが、結局のところ、それにお金を使いたいかどうかは顧客次第です。

なお、このニュースには後日談があり、サムスンは韓国のYonhap Newsに対し、Galaxy Foldは実際のところ100万台販売されていないと指摘しており、Sohn氏が当初の販売目標と数字を混同した可能性があるとしています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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