待望のMRヘッドセット「HoloLens 2」がマイクロソフトからついに登場しました。価格は一台3500ドルです。
初代が登場したのは2015年。それから4年経っての新モデルとなり、SoCはIntel AtomプロセッサーからQualcomm Snapdragon 850にアップデートされています。また、視野角が約2倍になったほか、視線追跡などにより現実世界とCGの融合を可能としています。
同社は公式発表の中で、このデバイスをユーザーフレンドリーにするのは非常に困難だったと述べています。しかし、ユーザーが毎回マニュアルを読まなくても大丈夫なよう、使いやすくすることが最終目標だったようです。
このARヘッドセットはAIとセンサーを使って空間と時間を移動することができます。AIモデルは、手の動きを正確に検出できるように開発されており、ホログラムとの相互作用、ホログラムのサイズ変更、再配置が容易になります。
Azureサービスを通じたクラウドコンピューティングも利用でき、他の人と情報を共有することを容易にする 「クラウドコラボレーション」 機能が導入されています。
デバイスを入手するには3500ドルかかりますが、Dynamic365Remote assistの利用には、月額125ドルの追加料金がかかります。また、開発版の場合は、開発者プログラムに参加して、先行予約が利用できるかどうかを常に確認する必要があります。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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