Apple製品の特徴といえば、カスタムメイドのパーツが往々にして付属していることです。例えばiPhoneは、長年カスタムのねじを使用しており修理が困難でしたし、Lightningケーブルもその最たる例でしょう。AirPods Proのイヤホンを修理することになったら、これもまた、かなり難しいかもしれません。

これは、Appleの新製品AirPods Proを分解したiFixitの記事によるものです。分解してみたところ、Appleはカスタム成形のシリコン製イヤーピースを使っていることがわかりました。iFixitによれば、「ほとんどのシリコンチップは、イヤホンの外側にある溝の上にはめます。しかしAppleのデザインは凝った作りであり、一般的なシリコンチップとは互換性がありません」とまとめています。

これが意味するのは、どんな理由であれ、提供されているイヤチップをなくしたり、破損したり、好みのサイズに合わなかったりした場合、他のイヤホンやイヤフォンから古いイヤーチップを取り出して貼り付けることはできないということです。

では、交換が必要な場合はどうなるのでしょうか。John Gruber氏によれば、交換用のイヤチップはわずか4ドル(約436円)で、かなりお手頃。これは、個々のイヤホンそのものを交換するのとは対照的であり、保証期間が終了した場合やAppleCare+に加入していない場合は、イヤホン片耳あたり89ドル(約9710円)かかるそうな。436円、相対的にめっちゃ安く見えますね。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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