最近のスマートフォンの大半は、4K解像度で60fpsという高いフレームレートの滑らかな動画を撮影できます。しかし、最近発表されたGoogle Pixel4には4K、60fpsのビデオ撮影機能はなく、上限が30fpsであることが判明しています。
これは何故なのか。これについてユーザーがTwitterで尋ねたところ、Googleの広報担当者は「大多数のユーザーが1080p品質を使い続ける傾向があるため」だと答えました。また、60fpsの4Kはストレージを大量に消費するため、Pixel 4は最大30fpsの4Kでしか撮影できないともしています。
Hi, Pixel 4 supports 4k video recording on the rear camera at 30fps. We find that the majority of users stick with 1080p, so we focus our energy on improving our quality in this mode, versus enabling a 4k 60fps mode that could use up to half a gigabyte of storage every minute.
— Made by Google (@madebygoogle) October 20, 2019
これは確かに妥当な意見ではあるものの、Pixel 4は最大128GBのストレージ容量を持つスマートフォンですから、Googleはユーザーに有効化のオプションを提供してくれても良かったはずです。デフォルトで1080pによる撮影機能を持つAppleのiPhoneでさえ、高解像度でヌルヌル動く4K 60fps動画の撮影を有効にするオプションをユーザーに提供しています。
いずれにしても、この柔軟性を好む新進のビデオ撮影者にとって、Pixel 4は必ずしも適したデバイスではないようです。今のところ、Googleの説明には不満な人が多いようだが、60fps録画を可能にできるかどうか、という疑問については不明なままです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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