最近、HTCのスマートフォンは表舞台で見かけませんでした…が、同社は低価格モデルで初のブロックチェーンスマホとなる「EXODUS 1S」を発表しました。

これは、フルノードのビットコインをサポートする初のスマホです。言い換えると、ビットコインのトランザクションのリレーからバリデータ、書き込みまでをスマホ単体で完結できます。もちろん、パーソナルデバイスなので、ネットワーク内よりもプライバシー、セキュリティ面で優れています。

ハードウェアスペックも抜かりありません。5.7インチHDディスプレイ、3000mAhのバッテリー、コスパの良いチップセットであるクアルコムのSnapdragon435には4GBのRAMがセットになります。

加えて、13メガピクセルのメインカメラ、同じく13メガピクセルのインカメラもあります。奇妙にも、Android 8.1が動作するみたいです。もっと詳しいスペックについては公式サイトを確認するとよいでしょう。

もし、このスマホ上にビットコインのフルノードを記録したいのであれば、400GBまで対応するMicroSDカードスロットが役に立つでしょう。また、ヘッドフォンジャックとスマホとして基本的な機能を持ち合わせており、手ごろなブロックチェーンスマホとして完璧なモデルといえます。

公式のストアでは、219ユーロで注文することができます。が、現時点では現金では買えません。しかし、初代のEXODUSと同じく、仮想通貨と現金の2パターンから購入できるようになるでしょう。

HTCが次世代の技術を生かし、未来の利便性が期待できるスマートフォンを提供することは非常に興味深いです。あなたはどう思いますか?