ぶっちゃけ、ノートPCにデフォルトで搭載されているキーボードって触っていて楽しいものじゃないですよね。多少は良いものもなくはないですが、基本的には独立したキーボードに及ぶべくもありません。しかし、最近のノートPCメーカーはノートPCにメカニカルキーボードを導入し始めており、改善の兆しが見られています。
Razerも同社のノートPCRazer Blade 15のアップデートで、他社とは少し変わったことをしるようです。というのは、ノートPCとしては世界で初めて「光学式キーボード」を搭載するというのです。ただ、各キーはロープロファイルですし、スイッチ自体の技術が新しいということでもありません。
事実、Razerは去年Razer Huntsman Eliteという光学式スイッチを搭載したキーボードを発表しています。しかし、これをノートPC向けに使うのは初めてだということ。
同社は、「この新しいノートPC向けの光学式スイッチは、キーのアクチュエーションを光の力を利用して取得する。各キーの下にはキー押下判定のために赤外線ビームが使われています。これにより、従来のノート向けキーボードに比べて正確で速い入力ができるようになります」とコメントしています。
Razerは確かにこの技術では先駆者となっていますが、Appleもそう出遅れていないことは指摘しておいた方がいいかもしれません。今年見つかった特許からは、Appleが同様のアイデアを思いついていることが分かります。新しいRazer Blade 15は2649ドルから発売されます。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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