今年の初め、Instagramはメッセージングアプリ「Direct」の廃止を決定しました。Directはスタンドアロンアプリで、ユーザーが同プラットフォームを通じてメッセージをやり取りできるように設計されていました。しかし、このアプリを廃止、Instagramは「Threads」という新しいメッセージアプリに注力していたようです。
そしてInstagramは正式にThreadsをロンチしたわけですが、DirectとThreadsはパッと見であまり違いがないように思います。同社によれば、その違いは基本的に「プライバシー」。Directでは誰でもメッセージを送ることができたものの、Threadsはチャット相手をより細かく制御できます。
Instagramは、「Threadsは、プライバシー、スピード、密接な関係を念頭に置いて設計されたスタンドアロンアプリです。写真やビデオ、メッセージ、ストーリーなどをInstagramの親しい友達リストと共有できます。スレッド上で誰と連絡を取れるかを制御でき、最も重要な人の周りでエクスペリエンスをカスタマイズできます。」と説明しています。
ユーザーは写真やビデオを撮って共有できますし、近況アップデートなどの機能もあります。これにより、ユーザーは自分のステータスを更新して自分が何をしているかを示すことができるため、チャットをしなくても友達の最新情報を見られます。
ある意味で、これらの機能のいくつかは全く新しいものではなく、以前のメッセージアプリにも存在していました。どう差別化するのかわかりかねるところですが、Instagramの久々の新アプリに注目したいところです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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