発火したバッテリー問題を理由に、Appleが2015年モデルのMacBook Proのリコールを開始したとの報道を受けて、一部の航空会社はこのノートPCを受託手荷物としてカウンターで預かることを禁止。代わりに、手荷物として機内に持ち運ぶことが義務付けられました。
しかし、航空会社によっては一歩先を行っているようです。Bloombergの取材に対し、カンタス航空は15インチMacBook Proの全モデルに制限をかけることにすると認めました。これにはリコールされていないMacBook Proも含まれており、2019年モデルの15インチMacBook Proもそのリストに含まれることになります。
同社はまた、ノートPCを飛行中に使用することを禁止し、電源を切らなければならないと述べています。これは極端に思えるかもしれませんが、それなりに理にかなっています。これは、MacBook Proがスリープモードになっている時にもバッテリーが発火したという報道(つまり、電源が完全にオフになっていなかった)があるからです。
キャビン内の火災は簡単に封じ込めることができますが、カンタス航空が危険を冒したくないと考えている可能性があります。この禁止措置がいつまで続くのかは不明ですが、2015年モデルの15インチMacBook Proを持っている人は、できるだけ早くバッテリーを交換した方がいいかもしれません。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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