プラススタイルは8月29日、スマート家電の6つ新製品を発表した。ロボット掃除機2製品、調光機能を備えたスマートLED照明3製品、スマートシーリングライト1製品の合計6つの新製品が披露された。
発表に先立ち、近藤正充取締役社長兼CEOは日本のスマート家電市場について、現状ではスマート家電の普及率が5%台と伸び悩む日本市場だが、今後は更に伸びて欧米並みの普及率30%台もあり得ると分析。今後はキッチン、リビングのあらゆる家電を視野に入れてスマート家電分野の新製品開発に取り組むとも。
スマート家電に対する消費者のイメージは「高価」、「使いづらそう」などマイナスイメージが強い。そこで同社は「あらゆる人に、ちょうどいい」をキャッチコピーに、今後は機能、IoT、価格の3つの分野で「ちょうどいい」スマート家電の開発を目指していくという。
また、発表会で取り分け注目を集めたのは人気アニメ『ガールズ&パンツァー』とコラボしたロボット掃除機「ガルパン スマートロボット掃除機 IV号戦車H型(D型改)」だ。この商品はプラススタイルが運営するECサイト「+Style」で予約、限定販売する。価格は4万9800円(税込)。こちらは‘20年1月以降の商品発送を予定している。最大の特徴は主人公・西住みほのオリジナルボイスを45パターン収録。まるで西住みほが自宅を掃除してくれるような気持ちになれる、ファン垂涎の逸品となっている。
ロボット掃除機 G300
SLAMと呼ばれるレーザーセンサーを搭載したフルスペックタイプのスマートロボット掃除機。ルームマッピングをすることで掃除して欲しいエリアと、掃除して欲しくないエリアを指定することもできる。15mmの段差を超えられるパワーもあるため、絨毯などがあっても楽に超えて室内を掃除してくれる。また、タンクを装着すれば水拭きにまで対応できる。
ロボット掃除機 B300
薄さ6.2mmと現行のロボット掃除機よりも薄く、ソファーやベッドの下なども掃除できる仕様となっている。また、簡易的なルームマッピング機能も搭載しており、こちらはスマホで操作が可能。
スマートLED&スマートシーリングライト
E17、E26の2つの口金サイズをリリース。電球の市場の9割を締めると言われる2つのサイズをリリースすることでLEDライト購入を考えるユーザーをほぼカバーすることになる。いずれの商品もスマホのアプリですべて操作が可能となっており、先にリリースされたカメラやセンサーと連動させることで、帰宅時や人の訪問で点灯させることも可能。ライフスタイルに合わせて活用できるのも大きなポイントである。