Lenovoは第10世代のIntel Core i5やCore i7 CPUを搭載したThinkPadシリーズを多数発表しました。変更は内部的なもので、外観はこれまでとほぼ変わっていません。ただ、X1 Carbonに関しては400ニトの1080pディスプレイをオプションで選べるようになりました。

また、Intelプラットフォームが新しくなったことでWi-Fi 6が使えるようになったのもポイントです。では発表された機種を見ていきましょう。

ThinkPad X1 Carbon(1479ドル~)

2019年のThinkPad X1はラインナップの中でも先端モデルで、そのためX1 CarbonがIntelの推進するAthena構成に準拠し、新しいCore i7を搭載したことも当然の流れといえます。Athena構成では、応答性、バッテリーライフ、コネクティビティ、フォームファクターが規定されています。

最上位構成(1080pディスプレイ)で、バッテリー駆動時間は14時間~18時間だとしています。

主な特徴

・最大6コアの第10世代Intel Core CPU
・Wi-Fi 6 (Gig+)
・400ニトの1080pディスプレイ
・最大18時間のバッテリー駆動時間

ThinkPad X1 Yoga(1609ドル~)

X1 Carbonを少し大きくした兄弟モデルともいえるThinkPad X1 Yogaは、同様にCPUがアップデートされ、性能のプロフィールもよく似ています。

主な特徴

・最大6コアの第10世代Intel Core CPU
・ThinkPad Mechanical Dockなどドッキングステーションのサポート
・最大18.3時間のバッテリー駆動時間
・Wi-Fi 6 Gig+

ThinkPad T490(1129ドル~)とThinkPad X390(1019ドル~)

これらのノートPCはビジネス向けに多くのポートを搭載しており、堅牢性にも優れています。これらで利用できる第10世代Coreの最大コア数は4コアです。

X1 CarbonやX1 Yogaのように、T490とX390も4G LTEモデムを搭載しています。

ThinkPad T490の主な特徴

・最大4コアの第10世代Core i7
・400ニトの1080pディスプレイ
・最大15時間のバッテリー駆動時間
・Wi-Fi 6 (Gig+)

ThinkPad X390の主な特徴

・最大4コアの第10世代Core i7
・400ニトの1080pディスプレイ
・最大16.8時間のバッテリー駆動時間
・Wi-Fi 6 (Gig+)

ThinkPad L13(749ドル)とThinkPad L13 Yoga(919ドル)

ThinkPadのラインナップの中でも廉価なこれらのモデルでも、第10世代Coreを選べるようになります。注文時にCPUなどの構成は変更可能で、より柔軟な価格調整で広い市場へ展開する考えだと思われます。

他のThinkPadシリーズとは異なり、これらはディスプレイのベゼルが細くなるなど、デザイン面でもアップデートがあります。

ThinkPad L13の主な特徴

・第10世代Core i7を選択可能
・6mmの薄さ、約1.4kg
・300ニトの1080pタッチディスプレイ
・最大14時間のバッテリー駆動時間、急速充電
・Wi-Fi 6 Gig+

ThinkPad L13 Yogaの主な特徴

・第10世代Core i7を選択可能
・6mmの薄さ、約1.5kg
・300ニトの1080pタッチディスプレイ
・最大12時間のバッテリー駆動時間、急速充電
・Wi-Fi 6 Gig+

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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