スマートフォンメーカーは、あの手この手を使って「ノッチレス」なディスプレイを作る方法を模索しています。例えばインカメラを内部からポップアップさせたり、スライダーを回転させたり、ディスプレイに穴を開けたりする方法を各メーカーが提案してきました。そんな中、Oppoの新しい方法は全く異なったアプローチをします。つまり、インカメラの画面への内蔵です。
Oppoは、今週行っているMWC上海で画面内蔵インカメラ技術をお披露目しました。同社は、この技術がどのように動作しているかより詳しく解説しています。
カメラからの光を確保するため、Oppoは再設計されたピクセル構造と連携して機能する透明素材の特注品を使用しました。インカメラの絞り値は他に比べて明るいものを採用しているとしています。カメラがあるディスプレイ上部のエリアは指によるタッチが可能ということです。
一方Oppoは、この機能はグレアやモヤといった問題など、写真品質の低下に影響するだろうともいいます。この問題を解決するようなハードウェアで特別なアルゴリズムを開発していると同社は述べています。
また、同社は動画広告で同機能について「近い未来に」としています。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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