昨年のCESで、Samsungは「The Wall」と呼ばれるテレビを公開しました。壁全体に広がる146インチの超巨大サイズのそのテレビは、見る人に多大なインパクトを与えました。しかしサムスンは、その前モデルを隅に追いやるであろう新しい”The Wall”を持っていたんです。

次世代のThe Wall TVは、Samsungはディスプレイのサイズを実質的に2倍に拡大し、292インチまで大きくしました。もちろんかなりのビッグサイズですから、すべてのコンテンツが鮮明に表示されるよう、8K解像度の表示性能を持ちます。The Wallのコンセプトは、いわゆる液晶テレビではなく、それがモジュラーディスプレイであるということです。

マイクロLEDとベゼルのないエッジ技術を利用し、シームレスで巨大なディスプレイを作り上げたのです。モジュラー型のため、ユーザーはフルHDで73インチという最小サイズの製品も選択できます。このコンセプトはソニーも業務用途で販売していますね。

Samsungは7月中旬に発売する予定だと発表しましたが、それがいくらかかるのかについては言及せず。この類の製品は、青天井に値段が跳ね上がることもあり、いくらになるのか想像も付きません。一つ言えるのは、ネットでこの記事を読んでいるあなたは、Samsungが販売したいターゲットユーザーではないはず、ということです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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