富士フイルムのInstaxはインスタントカメラとして有名ですが、これらのカメラの欠点は物理的にしか焼き増し、つまりコピーできないこと。SNSなどオンライン上で共有したいときに困ってしまいますね。
しかし、富士フイルムはこんな悩みにも解決案を出してきました。同社はこのほど、Instax Mini LiPlayを発表しました。これは「ハイブリッド」なカメラで、デジタルとインスタントの良いところを合体させたといいます。撮った写真をその場で印刷できるだけでなく、ワイヤレスでデジタルデータをスマホにも送信し、すぐにソーシャルへの投稿ができるとのことです。
ただ確かに、近年のデジタルカメラに比べれば画質の面で最高だとはいえないでしょう。しかし少なくとも、アナログ写真を撮るだけ、もしくはそれをスキャンするよりは良い選択肢なのではないでしょうか。Mini LiPlayのスペックは、1/5インチCMOSセンサー、換算28mmF2.0のレンズ、2.7インチの液晶モニタ、オーディオ録音対応、内蔵フラッシュ、自撮り用ミラーといったところ。
日本での価格は約1万7000円程度の模様です。発売は6月21日。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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