ファーウェイがOSのライセンスを取り消された場合に備え、Androidに代わる独自OSを開発しているという報道を多く見かけるようになりました。これは、米国が中国に課した最近の貿易制限で、グーグルはファーウェイへのAndroidのサポート停止を検討中とされており、独自OSはそれに対応するものとなります。

新たな報道によると、早ければ2019年の秋にもファーウェイはサービスを開始できるとしています。同社は、スマートフォン向け独自OSをローンチする計画の存在をまだ認めていません。しかし、ファーウェイのコンシューマービジネスのCEOであるRichard Yu氏は、非公開のWeChatグループで、今年の秋までにローンチできると明かしたと報じられています。

ファーウェイは数年前からOSの開発に取り組んでおり、それを考えれば、ほんの数カ月で実現するのも不可能ではありません。数カ月間ででたらめにOSを構築していくわけではありません。

しかし、まだ不明な点が多いのも事実です。このOSがAndroidのオープンソースプロジェクト(AOSP)をベースにしているのか、それとも全く別のものになるのか不明のままです。アプリのサポートも含め、Androidに太刀打ちできるかどうかは未知数です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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