Apple、10億ドルかかった顔認識訴訟の行方

Appleは、同社の顔認識のせいで誤認逮捕されたとして、10代の少年に訴えられています。彼の主張によれば、Appleは自身の店舗で顔認識ソフトを用い、盗みを行った人物を間違えて逮捕したということです。Appleは本件に回答し、店舗で顔認識ソフトは利用していないとしました。

彼は、複数のアップルストアで強盗団の一員として識別されたと、訴訟の中で述べています。指名手配犯ではないと彼は否定し、本当の犯人が彼のIDを偽装に用いているのだとしています。

NYPDの刑事が監視カメラ映像を見たところ、彼が事件に関係する被疑者のようには見えないといいます。法廷では、Appleのセキュリティ技術は顔認識によって被疑者を自動的に特定すると刑事が説明しました。この刑事はVergeに対し、Appleは店舗内で顔認識を技術的には使っていないが、法廷での彼の発言は正しいと繰り返しました。同記事では、強盗後のセキュリティ映像を分析するために顔認識を利用したのは2番めに訴えられている会社であるSecurity Industry Specialistsであり、顔認識を行ったのはAppleの施設外である可能性に言及しています。

SISの監視員が、ボストンのアップルストアでのビデオ映像でApple Pencilを彼が盗んでいるのを見つけたとしている警察の報告を、彼は法廷で受けました。

Appleは当初、監視ビデオはなかったと主張していましたが、後に映像を作っています。

一方で彼は当時、高校卒業パーティーでマンハッタンに行っており、ボストンにはいなかったとしてこの発言に立ち向かっています。

確かに、真犯人が彼の情報を何らかの方法で盗んだという可能性はありますが、IDは写真ではありません。訴訟の行方に注目です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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