米国のAmazon Goは、店内に入り、欲しい商品を持ち、外に出るだけで自動でクレジット決済されるキャッシュレス店舗ですが、Amazon.comはキャッシュを受け付けての購入にも対応するよう、方針を変えるようです。

Amazonがどのようにこの変更を行うかは明らかでありませんが、同社の広報は「チェックアウトで現金を支払い、お釣りをもらえる」とコメントしています。

これは、Amazon Goを運営する上でのモデルに大きな変化をもたらしそうです。Amazon Goの全店舗は、キャッシュレスをコンセプトとして作られてきました。

来訪者にとっての大きな問題は、店舗で買い物をするにはAmazonアカウントが必須ということでした。Amazonアカウントがあっても、クレジットカードをアカウントに紐づけていないとAmazon Goで何も買い物はできませんでした。

この変更で、今までより多くの客がAmazon Goでグッズを購入できるようになり、同社もより店舗数を展開できるようになるでしょう。従来どおりのキャッシュレス決済も、引き続き可能ということです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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