ドバイインターナショナル(DXB)は、世界で最も忙しい空港の一つです。DXBでのいかなる遅延も、世界中に影響を与える可能性があるわけです。そして今週の初め、そのまさかの事態がドローンによってもたらされました。

DXBは2月15日の午前10時13分から午前10時45分までの間、「ドローンの飛行が疑われる」として離発着が一時中止となりました。空港はまた、「許可を得ずに無人偵察機を飛ばすことはアラブ首長国連邦の法律に基づく法的責任の対象となる」とソーシャルメディアに投稿し、ドローンの操縦者に対して改めて注意喚起しました。

空港で大混乱を引き起こしたドローン、という構図はおなじみの光景となりつつあります。ロンドンのガトウィック空港は、昨年のホリデーシーズンという繁忙期に不正なドローンの活動の影響で約2日間に渡り閉鎖されました。また、DJIのようなドローンメーカーが空港周辺のドローンに関するジオフェンシング(位置情報を基にした仮想障壁)の設置、改善に取り組んでいるのはそのためです。

DXBはニューヨークタイムズ紙に対して、「ドバイ空港は空港運営の安全性を常に維持し、顧客への不便を最小限に抑えるために適切な当局と緊密に協力してきた」と語っていますが、一番悪いのは自分が飛ばしたいがためにドローンを飛行させたドローン操縦者ということを忘れてはなりません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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