Chromeのシークレットモード、Webサイト側の検知がより困難に

Google Chromeのシークレットモードの背景にある主な理由のひとつは、ブラウザにユーザーの個人情報を保存せずにWebをプライベートに閲覧できるということと、ユーザーに関する情報がウェブサイト側に共有されないということです。シークレットモードを用いれば、FacebookやGoogleなどからログアウトされた状態になります。

しかし不幸なことに、これでもウェブサイト側がユーザーのシークレットモードを検出する手段はあり、検出した場合にユーザーをブロックするということも可能になっています。これは、Googleがそうあってほしいと考える姿ではありません。

Chromium Gerritに知安する一連のコミットで、Googleはウェブサイト側によるユーザーのシークレットモード利用の検出をより困難にするようです。

Googleが計画しているのは、将来的にユーザーがシークレットモードでブラウジングしていてサイトがファイルシステムを訪ねてきた場合、ChromeがPCのメモリを利用して仮想的な環境を生成するということです。これはつまり、ユーザーがシークレットモードから離れるとシークレットモードが削除され、シークレットモードを使用するたびに新しいセッションを生成するということです。

この機能はChrome 74で有効化される予定で、まずは手動でオンにしなければいけません。今後のさらなるバージョンアップで、デフォルトで有効化される可能性もあるでしょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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