Androidスマートフォンのリファレンスモデルだった、GoogleのNexus 6Pと5Xへのセキュリティアップデートが、いよいよ終了したようです。

Googleは同モデルへのセキュリティアップデートを、18年11月までとしていました。しかし、驚くべきことに12月に一度だけアップデートがありました。

予定されていた終了時期の後に一度アップデートがあったことから、まだ配信終了が延期されるのではないかという希望的観測もありましたが、2019年1月のアップデートで両機種ともアップデートから外されたため、2018年12月が最後のアップデートとなったようです。

この2機種が、Nexusシリーズとして最後のスマートフォンでした。これ以降、GoogleはNexusブランドからPixelブランドへとシフトしてリファレンススマートフォンを展開していきます。

また、Nexus 6Pの製造はファーウェイが手掛けており、Googleが長く問題として抱えていた「写真品質の向上」を掲げたモデルでもありました。

両モデルの古さも考えると、セキュリティアップデート終了の有無に関わらず、潮時といえるでしょう。もしまだ使っているのであれば、セキュリティ面でも、動作速度面でもそろそろ新機種の検討をするべきです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら