10GBものRAMを搭載するスマホというのはメインストリームではありません。しかし中国のスマホメーカーは大きなメモリを搭載したスマホをこれまでに作ってきており、大容量メモリ搭載がマイルストーンになるというわけでもなくなってきています。そしてレノボがこのハードルをさらに12GBへ上げていきました。同社が先月に発売したZ5 Proの一部モデルとして、12GBRAM搭載スマホZ5 Pro GTを発表したのです。

Lenovo Z5 ProはクアルコムのSnapdragon 855を搭載します。内蔵ストレージには最大512GBを選択できます。

先月発表したZ5 Proと同様に、Z5 Pro GTも全画面ディスプレイのスライダースマホです。これには切り欠きやフロントカメラ用のディスプレイホールがありません。それらのコンポーネントは必要なときに引き出せるスライドパネルに収納されています。受話部もスライドパネルにあるので、電話をするときはスライドさせないといけません。

見た目も少し変わっており、ディスプレイ周りを赤いメタリックフレームで囲い、リアカメラのリムも同様にしています。さらに、背面のガラスにはカーボンファイバー調のデザインもあります。

その他のスペックは同じで、6.39インチ2340×1080ピクセルのOLEDディスプレイ、1600万画素+800万画素のフロントカメラ、1600万画素+2400万画素のリアカメラ、NFC、3350mAhの内蔵バッテリーを備えます。

レノボはZ5 Pro GTを2019年1月15日から中国で注文を受け付けるとしており、価格は約390ドルからとなります。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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